<地産地消>新月伐採木体験・見学in河内長野
ー月の魔力を五感で感じるー
2007年11月3日土曜日!さすがに、晴れ日とあって、いい天気♪
河内長野の山で新月伐採を試みようとのイベント開催のため、朝8時前に出発した私たちの目前には、かつて、見たこともなかったような雲が・・・これをあの地震の帯雲というのかどうかはわかりませんが、幾重にも帯のように長く長く広がっているのでありました。
気味悪く思っていた矢先、雁の群れが帯の雲と同じく帯のように飛んできたのでした!
「お疲れさーん!」
シャッターを切りながら遠くからやってきた雁の群れにエールを送っていると、帯雲のこともすっかり忘れてしまっていたのでした(笑)。
予定通り午前10時には「
ウッドベースかわちながの」にて本日の予定と山に入る諸注意などイベントの内容をプロジェクターで紹介したあと、お昼の12時ごろ、いざ!行かん!伐採現地へ・・・と車に乗り込む前に見つけたのが白昼の下弦の月!空に溶け込んで透明になっていました。
今回は80〜90年生の杉を20本伐採の予定で、当日、山では早朝から伐採が始まっていたのでした。
私たちが車で山に着いたとき、丁度、お昼休みに伐採現場から下りてきたイノウエ達と合流。午前中の伐採成果を聞きながら一緒にお弁当を頬ばったのですが、日差しも柔らかく、空気も美味しく!至福の時を過ごしたのでした。
さて、13時から伐採の続きで現場に入ります。
途中、珍しい真っ赤な実を発見!<まむし草>だと教えてもらいましたが・・・名前を聞いたとたん、気色悪くなるなんて、ええかげんなモンです・・・人間って・・・。
午前中切った11本が点在している中を通り抜けると午後から切る予定の残り9本に白い紐を巻きつけ印をしてありました。実際には70〜91年生を21本切ったのですが、今まで研修(主に関東方面)で経験した55〜60年生(直径42〜3cm)の伐採木と比べて明らかに違うのは木の太さ。
河内長野の植林方法は吉野杉の育て方と一緒で、かなり密に植えて育てるそうです。そうすることにより、年輪の詰まった(80年生で直径39cmほど)赤みの多い上質の木を育てられるとか。
切ってすぐの切り口はピンク色ですが、時がたつほどに、みるみる赤茶色くなっていきます。山の方の言うには、アクが出るのだとの説明でした。また、幹の途中で樹肌が縦に割れている木は切ったとたんに、ボトボトと水が落ちてきます。まるで、木が泣いているように思うほど・・・。
また、21本切らせていただいて、二つとして同じ木がなく、一本一本、かなりの個性があることも発見したのでした。
密に植えているので、木を切るときには、輪っかを作ったロープを下から上にひょいと振りあげて、木の上のほうから倒す方向をリードします。後で小さな木で練習させていただきましたが、これが、素人にはなかなかできない!
チェーンソーで倒す方向にくさび形の切り目を入れ、反対側に1本のこを入れ、楔を打つと・・・パシッ!パシッ!メキメキメキメキ・・・とクリアな音を立てて倒れていきます。と、ドッスーン!鈍い音とともに地響きが体に感じます。まるで、木の生きた年数だけの重みを私たちに訴えているように感じましたから、思わず切り株に約束しました!「大事に使ってあげるからね・・・」と。
伐採の邪魔をしてはいけないので、私たちは場所をかえて、35〜40年生(直径15cmほど)の杉とヒノキの伐採体験に挑みました。さすがにチェーンソーではなく、のこぎりを使います。切る人、ロープを引っ張る人、みんなで力を合わせて切った木を輪切りにしてもらって記念に持ち帰っていただきました。鍋敷きにでも使えるかも〜!とみなさん、大喜び!
定刻を少し過ぎましたが、誰一人として怪我もせず無事にイベント終了。伐採も予定通り、一日で切り終えることができました。この木は5月まで6ヶ月間、山の中で葉がらし乾燥させ、5月の梅雨前に山から出材します。そして、また6ヶ月間、割った木を桟積み自然乾燥させ、来年の今時ぶんにやっと製材されて私たちの手元に届きます。
その都度、ごあんないさせていただきますので、ご興味のある方は一緒に山までいかがでしょうか!
さて、今回お世話になった、河内長野林業研究会のみなさま、ウッドベースかわちながののみなさま、本当にありがとうございました。
来年の3月には、今回切った木の5倍〜10倍の杉とヤマモモを植えに行きます。
今回、参加できなかった方も、ぜひ!ご参加くださいね♪
山はいいですよ〜♪